昨日の中2英語の授業。
Sunshine(教科書)本文で生徒が誤読した文。

We can sell our old books and CDs and get some money.

この文を正確に読むカギは、「and (but/or)」です。
精読するためには、「and」のルール(性質、使い方、処理方法)を理解する必要があります。
「and / but / or (等位接続詞)」は入試問題でも頻出項目です。
テキストには、
・意味(~と)
・語と語を結ぶ
・句と句を結ぶ
・文と文を結ぶ
と書かれていることが多いです。
しかし、これだけでは不十分です。

昨日の授業で、「and (but/or)」のルール(性質、使い方、処理方法)を教えました。
あの手順で処理できれば入試問題でも怖いものなしです。
「and (but/or)」が出てくる度に、必ずあの手順で処理するようにしましょう。
H29埼玉県立入試(学校選択問題)でも、誤訳しやすい文が問いとして出されました。
こちらは「and (but/or)」ではありません。
大問3の問5です。

In this campaign, the students ask people in their city to turn off the lights at home on one August night.

この問題のカギ(中学生が間違える部分)は、中1で習う内容です。
中1で習ったある内容がきちんと理解できていれば決して難しい問題ではありません。
ところが、正答は16.2%、一部正答が43.0%、誤答18.6%、無答22.3%と埼玉県が発表しています。
やはり、英文法をきちんと勉強する必要があります。