設問を読まない。
解答欄を間違う。
解答用紙に記入する際に記号がAからアに変化する。
現中3生はこういった非常に深刻な問題を抱えています。
冬期講習中に新たにわかったことがあります。
それは、「勉強していない」ということです。
本人たちは勉強していると思っているだけに非常に厄介です。
中3生の単語テストの結果が悲惨でした。
Jクラスでは4名が合格、残りは不合格でした。
Iクラスでは1名が合格、残りは不合格でした。
あのですね、だから英語の試験結果がよくないのですよ。
Jクラスの合格者4名は、うちの塾のトップ5の4名です。
中3のみなさん、そろそろ気づきましょう。
彼、彼女は勉強しているからトップなのです。
「量が多かった、だから厳しかった」と言う子がいました。
「多い」と言われても教科書の単語です。
もちろん新出単語も含まれていますが、ほぼほぼ既に勉強した範囲から出題しました。
学校選択問題では、みなさんが使っている教科書以外の単語も文章に「注なし」で登場しています。
英語で稼がなければならないという現状にもかかわらず、勉強しない子たち。
厳しいのはあなた方の現状であり、多いにあるのは不合格の可能性です。
勉強しない。
読めない。
解けない
〇が少ない。
つまらない。
勉強する気がおきない。
以上のような、典型的な勉強できない子のスパイラルに陥っています。
塾に長時間居れば、学力が上がるわけではありません。
塾に毎日来れば、学力が上がるわけではありません。
これはお子ちゃまの考えです。
学力を上げるには、「勉強する」以外にありません。
それも自分勝手なやり方では困ります。
勉強には「型」があります。
また、「最低限覚えておかねばならない知識」もあります。
英語の文章題で言えば、「ド基礎ルール50」が「型」、英単語や文法が「最低限覚えておかねばならない知識」にほかなりません。
最低限の知識があり、手順に従って読むからこそ、正確に読めるようになるのです。
そして、毎回同じ手順で読んでいるからこそ、読むスピードが上がるのです。
数学でも国語でも同じように「型」があります。
今のままですと、半分以上の子たち(9名)は。
「私と本多が教えている型」に則って勉強しなさい。
「最低限の知識」と「型」は覚えなさい。
使えるように、繰り返し何度も練習しなさい。