受験生なのかと疑いたくなるほど、のんびりと構えている中3生たち。
本日は残り6か月の勉強の仕方について話しました。
ところが、1コマ50分では全く時間が足りませんした。
50分で説明しきれる内容にをすべきだったとは考えません。
これ以上削れないところまで削りましたから。
明日は定休日の木曜日ですが、7時から今日の説明の続きを臨時で行います。
6時には塾にいるようにします。
【おさらい】
<現実的に1週間でどのくらいの時間勉強できるか>
この場合の「勉強」とは、「自分が主体的に行う受験勉強」のことです。
学校と塾の授業時間は入れてはいけません。
この理由についてはここでは省きます。
学校や塾の行き帰りにかかる時間、食事や入浴、家族と話す時間などは削れません。
睡眠時間については明日詳しく説明しますが、これも削ればいいという類の時間ではありません。
余暇の時間も最低限は確保しなければなりません。
ただし、削れる可能性があるのは余暇の時間のみです。
現実的に中3生が1週間で勉強に充てられる時間は、30時間~40時間程度でしょう。
<公立入試まで残り21週>
公立入試までは残り25週です。
冬期講習と三が日を除くと23週です。
2学期の成績で、学年評定が決まります。
最低限の定期試験用の勉強時間は確保しなければなりません。
定期試験用に確保したい時間は、生徒曰くそれぞれ1週間ということでした。
よって、うちの塾生たちが自主勉強できるのは、公立入試まで残り21週間です。
<630~840時間>
1週間に30時間勉強する子の場合、公立入試までの残された勉強時間は630時間となります。
1週間に40時間の場合は840時間です。
ちなみに20時間の場合は420時間です。
40時間の子との差がものすごいことがわかります。
得意科目や苦手科目による調整は必要ですが、仮に5教科を均等に勉強するとしましょう。
1週間に20時間の子は1科目84時間、30時間の子は126時間、40時間の子は168時間となります。
<現実を見ましょう>
9月以降、劇的に偏差値を挙げる子も中にはいます。
ただし、周りの受験生たちも勉強しています。
そのため、これまでと同じ程度の勉強量では、結果もこれまでと変わらない可能性の方が高いです。
1週間後に北辰テストの結果が判明します。
偏差値次第では余暇を削り、1週間に35時間程度は勉強する必要があるであろう子がたくさんいます。
捕捉説明を加えた部分、省略した部分もありますが、本日はこの辺りまで話しました。
この続きはまた明日直接お話しします。